Amazon Echo経由でLINE botにメッセージを投げてもらう

背景

Amazon Echoを買ったはいいものの「アレクサ、音楽流して」とか「アレクサ、今日の天気は?」など、ごくありふれた用途でしか使っていませんでした。

Amazon Echoには【Alexa Skill】という拡張機能が用意されています。一般に公開されているSkillだけでなくSkillを自作して組み込むこともできるので、じゃ作ってみるかというのが動機です。

 

なぜLINE botなのか

私の所属する課でLINEのグループを作っています。朝起きた時にメンバーからフレックス出勤の連絡が入ることがあります。もちろん私もします。

ちなみに私は、なんとなくダルイなど、そんな理由で取得します。*1そんなときってLINEを起動して手で入力するのって面倒な訳です。むしろ寝ながらでも申請したいのです。

手でLINEへの入力が面倒  ⇒  声で入力すれば楽かも?  ⇒  完成したら寝ながら連絡できるじゃん!とそんな理由です。

 

設計

まず結論から。こんな感じに仕上げました。*2 

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Alexa関連

https://developer.amazon.com/ja/alexa-skills-kit/training/building-a-skill

すごく丁寧に記述されているのでちゃんと読んで手を動かせば、かなりイメージが掴めるはずです。この記事がなかったら作れなかったと思います。

【メッセージ加工】のLambdaで、Alexaから渡された時間情報を使って、後ろにいるLINE botにpushさせるメッセージを作っています。

 

メッセージ加工~LINE botへのPushまわり

完全に私の周りの都合ですがLINEグループに所属していない人もいます。普段はその人へはSMSで投げています。将来的にはそれぞれに同時に投げたいので、複数の配信先に通知するサービス、つまりSNSを間に挟んでいます。*3

 

LINE bot

https://developers.line.me/ja/

公式ページです。
仕様がかなりわかりやすいのと、言語毎のサンプルを用意してくれているので、ほとんど詰まらず作成できました。コピペで動かせるものってホント素晴らしい。*4

実際にPush指示を出すのは前段のLambdaで実装しています。

 

おわりに

設計などの情報をアウトラインレベルですがまとめてみました。

次回以降のエントリでそれぞれの設定や実装をまとめてみます。
(12/29 追記。まとめました。)

Amazon Echo経由でLINE botにメッセージを投げてもらう(2) - ごーちのにっき

Amazon Echo経由でLINE botにメッセージを投げてもらう(3) - ごーちのにっき

*1:私だけでしょう。

*2:EchoとAlexaは正式画像見つかったら差し替えます

*3:SMS側はまだ未実装です

*4:といいつつもpomは少し手をいれましたが。。